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テスト駆動開発を読んでみたおぼえがき

はじめに

Kent Beck 著、和田卓人 訳な『テスト駆動開発』を読んだ覚書。 タイミングが良いことに、仕事先のお試しプロジェクトをテスト駆動開発で進める機会があったので、これについても感想を綴ります。

テスト駆動開発とは

個人的に大事だなと思ったのはこんなところ。

特に、やりたいことを最初にテストで表現する、という部分に惹かれた。 実装の前と後に書かれるテストは中身が変わるのかなと思った。というのも、実装後に書くテストはホワイトボックステストになりがち(だと思う)だが、、実装前にテストを書くことでブラックボックステストになりやすいと思う。 その結果、内部の仕様を変更したとしてもテストがコケにくくなり、テストの保守に労力をあまり割かなくて良くなるのかなと感じた。

あとは Red, Green, Refactor を小さいステップで回すことで目標に向かって柔軟に実装できるという箇所が読んでて「素晴らしい…」ってなるポイントだった。

テスト駆動を実施してみて

ここまでは本で読んで「こういうことかな〜」という話。 ここから先は 1 ヶ月に満たない短い期間でテスト駆動開発を実際に導入してみてのオハナシになります。

実際に導入してみるとなかなか理想通りにはできなかった。 うまくいかなかった事例としては以下の通り。

そもそも本読んだだけで、1 ヶ月の間で初テスト駆動開発というのは無理があった。 とは言うものの、やってみるとテストのありがたみの片鱗を知ることができたのでいい経験になりました。